恒例のヤマメ稚魚放流(40回目=41年目)

珠洲清流愛護会 2015年5月8〜9日実施

本会の恒例主要行事ヤマメ稚魚放流を実施した。昨年は不都合によりヤマメ稚魚が入手できなかったので放流はやむなく中止し 自慢の連続記録が途絶えてしまい、今年は41年目の放流=40回目の放流になったという訳だ。

例年より約1カ月遅れのヤマメ放流となったが、稚魚の仕入れ、搬送、放流河川の全体計画などは殆ど変わらない。 会員十数名が出陣して3〜4cmの稚魚総計6000尾を2日間で地元河川本流、支流に無事放流することが出来た。

写真(上)いざ出陣で居並ぶ会員、ヤマメ袋の確認と配布作業など。

今年も地元西部小学校のヤマメ放流体験を実施し、 珠洲清流愛護会が協力した。 前回と同様に大谷川中流域で、900尾の放流である。今年も子どもたちは嬉しそうに瞳が輝いていた。 豊かな自然は何ともすばらしい。 学校用説明資料(PDF版)あり。



今年は5月に入ってからの放流となり、 晴天が続いてため水量は少ない。 水上校長先生の合図により一斉に「早く大きくな〜れ」と元気な掛け声を出し放流した。



西部小学校児童の放流を地元新聞社が取材し記事にする。 珠洲ケーブルTVも取材する。
北陸中日新聞(上側)、北国新聞(下側)いずれもコピー

本年はヤマメ放流を見合す( ! )

珠洲清流愛護会 2014年度の放流

大変に残念ですが本年はやまめ放流を断念することにしました。
本会は2014年度もやまめ放流事業を継続して実施するため、 県内水面水産センターに稚魚6000尾を申し込んだところ、本年は入手が出来ないことが分かりました。 内水面によると昨年の夏にやまめの親魚が大量に死滅したため、今年の出荷の稚魚は激減した。そのため河川組合からの義務放流分を優先させ 一般団体分の確保は難しいという方針からです。本会が好意から漁業権をとっていないことが裏目に出たとも言えそうです。
そのため連続放流という自慢の記録が途絶え、楽しみにしていた関係者の皆さんにも迷惑を掛けてしまいました。来年はこの分も頑張ります。
 まーアキラメましょー

珠洲の里川にヤマメ放流-39年目

珠洲清流愛護会 2013年4月12〜13日実施


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珠洲清流愛護会が発足したのが1975年。それ以来毎年放流を重ねて本年は39年目の放流となった。 その間メンバーの出入れも相当あった中で、永年に亘り山女の放流を継続して来られたのは、環境保全という大義名分もさることながら、 ヤマメに対する愛着=深い思い遣りの一点で共通するものがあったからだと思う。
一番辛かったのは、現役の会員の逝去の報に接する時であった。担当子も最近親しい会員の葬儀に本会として「弔辞」を読んだことがあるが、 一緒に放流をして釣りをしたことを思い出し、泣けてきて困ってしまった。
さて本年の放流も第一日目(12日)は雨交じりの薄ら寒い天候となったが、古里数河川の本流、 支流へ合計6000尾の山女稚魚を無事放流することが出来た。

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 第二日目(13日)は西部小学校(濱校長先生)の協力放流を実施した。天候は回復し殆どの全児童が参加した。大谷川角間中流域へ「大きくな〜れ」と元気よく連呼して800尾を放流した。
 地元ケーブルTVと新聞二社が取材に入った。

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放流に先立って西部小学校特別教室でヤマメ放流に対する勉強する機会を校長先生が与えて下さった。今年は資料を用意する。 この小学校は県内環境教育の活動実践校でもあるとのことであった。

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地元新聞社が取材し、翌日報道した。


(上)北陸中日
(下)北国
後日 ケーブルTVの放映があった。

色々お世話になり感謝!

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珠洲の里川にヤマメ放流-38年目

珠洲清流愛護会 2012年4月7日実施

昨年能登半島の里山・里海が世界農業遺産に指定されたのにあやかって、里川ヤマメ放流とタイトルしてみた。 約4cmの稚魚6000尾を十河川本流支流に会員手分けして放流する。 連続38年、珠洲清流愛護会の恒例年間事業であり、メンバーは今日の日を一番楽しみにしてきた。 4月というのに今日は吹雪混じりの凄い天候になった。 白山麓の県内水面水産試験場へ搬送にあたったのはM、T,O,Dの4人。稚魚が到着するまでの数時間を入渓をして 42cmの度でかい釣果自慢をしたのがSETOGUTI会員。これは 川釣行記にて紹介する。 裏山で栽培シイタケをもぎ取ってきたのがM会員(勿論許可済)。 それぞれ愉快な生活を送っていると感心する。あれー本論はどうなった(泣)。

メンバーも寒そうです。今日は雪が舞う荒天候でした。

西部小学校の25名の児童+PTAが協力です。感謝!

早く大きくなーれ 3グループに分け一斉に放流します。

放流のお手伝いをしてくれた珠洲市内の西部小学校の児童は、新入生を含む25名。 西谷川の中流域に600尾の放流である。もっぱら児童にハッパを掛けたり、自分もハッスルしたりでお世話になった 濱校長先生は昨年に続き2年目。西部小学校の相互協力は16年間続いている。


児童の様子を眺めていると、市街地から離れていて、恵まれた大自然の中で素朴にかつ大胆に育っているようだ。皆人懐こく無邪気で感心する。 大都会にない自由奔放さだ。
大部分の保護者も参加されていて、今日ばかりは小さい川の流域で陣取っていた先輩ヤマメが、元気な掛け声に驚いただろう。


 

(上)北陸中日新聞のコピー

(下)北国新聞のコピー

(注)地元の能越ケーブルテレビの取材もあり放映される。

取材ご苦労様です。感謝します。

37年目のヤマメ稚魚放流

珠洲清流愛護会 2011年4月9〜10日実施

珠洲清流愛護会の恒例行事である山女稚魚放流事業は、今年で連続37年の年輪を刻む。

山女の稚魚9,000尾を昨年同様に白山麓にある県内水面水産センター(加賀市山中町)で購入し搬送する。 担当はFJI、TNR、MRIの3会員、お世話になるセンター側の専門家は四登、大内両氏である。
 今日の天候は曇りで薄ら寒い感じだがヤマメにとっては好都合と言える。


(写真上)昼過ぎ珠洲市で待ち構える会員にビニール袋に入れた 稚魚が渡り、これから放流開始。

(写真中)今年も西部小(濱校長)の6年から2年までの児童に 放流を楽しんでいただく。PTAも協力して下さった。




(写真上)珠洲市の地元CATVが放流の模様を取材(昨年に続き2年目)。放流後のインタビューに緊張気味に女子児童が答えていました。 放映が楽しみです。
 昨日は1日中降雨だったせいか水量が多く流れも相当あった。また今年は大雪に見舞われ、支流へ入る山道に未だ雪の残っている箇所も多く車の 乗り入れが出来ず皆さん苦労したようです。担当子は小学校児童の放流を見とどけた後続けて上流へ登りましたが、 矢張り車道積雪のため途中で折り返しです。中にはまた明日も一部放流を残しています。

晩の反省会は採っては持ち寄った山菜で盛り上がったのは言うまでもありません。

 地元北国新聞(上コピー)
 北陸中日新聞(下コピー)
 取材有り難うございました。
 

36年目のヤマメ稚魚放流

珠洲清流愛護会 2010年4月10〜11日実施

早朝5時に、FJI、OHT、MRIの3会員が地元珠洲を出発し、県内水面水産センター(加賀市山中町)へ8時 過ぎに到着する。お世話になるセンター側の専門家は四登、大内両氏である。放流ヤマメ稚魚はサイズ約5cmを9,000尾、 これを22ビニール袋に酸素および氷と一緒に詰め込んで、口をゴム紐でしばる。 3人の会員は何十年も関わってきたからプロ並みの手際良さで作業できた。のんびりは出来ない、 早速ワゴン車に積み込んで帰路搬送である。

ふ化室前で、稚魚を入れたビニール袋にボンベから酸素吸入をするMRI会員。

酸素でパンパンに張った袋の口を輪ゴムで縛るFJI会員たち。これが結構大変な作業。

珠洲へ搬送は午後0時半。TRG STG TYD TAN YSD MDA SGS YTG SHR OTY会員ら10数名が出迎える。さあいざ放流出陣だ。
U川支流に放流に入ったMRI会員たちは、両日「生育調査」も併せて実施した。 次のように記録している。
 『曇り、水温10℃、11〜18cmに成長した1年目から3年目のヤマメを確認。 釣り人が入渓した直後であったらしく当たりが遠く大きいものは姿を見せなかった。渓相は倒木が渓谷を塞ぎ今年の大雪の様子を物語る。 昨年までは川中を楽々歩いたが、今年は少しばかり難行した。概して水も清く川虫もよく見られたので環境としては大変いいと思う。 水量と水温があれば大きく育つ。 』

 さて今年も地元西部小学校の児童にヤマメ放流のお手伝いをしていただいた。その様子は地元新聞にも報道され、 今年始めて地元ケーブルテレビが取材し た。珠洲放送センターとしてビデオ放映することになっている。

晩の反省会は採って持ち寄った山菜で盛り上がったのは言うまでもない。

第1陣の7名記念撮影。これから楽しくもしんどい放流開始だ。

35年目のヤマメ稚魚放流

珠洲清流愛護会 2009年4月11〜12日実施

山女稚魚の放流をやろうと決起した頃、仲間の誰が35年続けられると思っていただろうか? 無我夢中で10年が過ぎ、ツベコベ と喋っている間に20年も超え、四半世紀になったとき中締め(?)の記念誌を自主出版し、その間の会員や関係者の熱い思いを本会なりに集大成した。 本サイトにもREPORTとして一部をコピー掲載している。 この辺りになると会員も年輪を重ねる訳だから相応の年齢であったろう。更に意地になって10年経過して総計35年の節目を迎えた。 改めて感無量である。
 4〜5cm程の山女稚魚7000尾を例年同様に白山山麓にある県内水面水産センターから仕入れ搬送し、 晴天になった4月11日午後(一部は翌日へ)から16名の(本日の暇人?)会員が地元河川本流支流へ入って放流を行った。
 放流体験でお手伝いをお願いした西部小学校では、校長先生の手厚い環境教育への思い入れから、 1年から6年までの児童に加えて保護者まで大勢同行するという賑わいであった。 上の写真はその放流模様である。

ヤマメ放流事業を報道する地元紙をコピー
上 北国新聞
下 北陸中日新聞



34年目のヤマメ稚魚放流

2008年4月12〜13日実施

本会主要事業ヤマメ稚魚河川ボランティア放流は薄曇の4月12日(一部は翌日も)に実施しました。 3名の会員が白山山麓にある県内水面水産センターから早朝〜正午にかけて稚魚を搬送し、午後から15名の(本日の暇人?)会員が地元河川本流支流へ入って 放流を行いました。本年も本会財政難から約4cmの稚魚7000尾です。河川状況は益々自然破壊がすすみ倒木等は放置されたままになっているところが 沢山あります。 漁業権等は設置していませんが、釣人は優雅にて最低でも川を汚さないようにして楽しみたいものです。


いざ出陣 TGM会員がビニール袋を移動していますが腰構えが不安です。


33年目の山女河川放流

年間主要事業 2007/04/07 実施

私たちの最大行事=放流事業は絶好の好天になりました。 15名の元気な会員が手分けして地元河川の各本流支流に無事放流しました(一部明日も)。 財務切迫の折ですから体長約5cmのヤマメ稚魚7000尾に減量させました。3月25日発生した能登半島地震の影響は河川上流にまで及んでい たのが印象的です。山崩れで清流が濁ったり、倒木で清流が押し潰されたりしていました。 早朝暗いうちに内水面水産試験場へ山女稚魚を取りに出掛けたMR、OH、HT の三会員は、道路決壊の影響をもろに受けて往復が予定の時間をオーバーしました。
 恒例により地元小学生に放流体験をお願いすることも出来ました(下記新聞コピー参照)。
楽しい放流反省会(夜間部)は訪問者の想像に・オ・マ・カ・セ・です。

稚魚の入った袋を受け取りこれから各河川放流に向かう本会会員。
(右)ポーズをとった頼もしいST、TR両会員。

⇔地元新聞が放流の模様を紹介。
好天に恵まれた放流日でした。参加した小学生はなまの自然環境学習を通して頼もしく成長するに違いない。

32年目のヤマメ放流

実施日 2006年4月8日

私たちの勝手気ままな趣味であり年間最大恒例行事の山女女王稚魚(体長3cm6000尾)放流を4月8〜9日実施しました。仕入隊は午前3時に出発し、山中町の石川県内水面 水産センターまで往復です。午後1時に は出迎えた会員20人近くに手渡して古里の数河川本流支流に放流を行いました。

風雨の一日になりましたが、渓に入って青苔の岩盤を踏みしめ滝壺を打つ清流の響きを聴いていると、 下界とは異なる山水画の時間もありました。
その晩の放流慰労会には帰途にメンバーが摘んだ早春の山間山野草を料理して大変美味しく頂きました。 ちなみに担当子は行者大蒜の天婦羅とシャブシャブと醤油漬けを鱈腹頂きまして現在も胃の調子が異常です。

 

生憎の雨、内水面から運搬してきた山女稚魚を入れたビニール袋を会員に配布。
今から河川に放流作業を開始だ。


本会のヤマメ放流事業を報道する地元新聞(北国06/04/09付)。ここも連続32年間お世話になっている。感謝いたします。


31年間の山女放流

実施日 2005年4月9日

私たち珠洲清流愛護会(=能登半島の自然環境保護団体と自負!?)は、

4月9日〜10日やまめ6000尾を古里12の 河川本流/支流に放流した。 これまで前年からの繰越金を利用して予算的には余裕があったが、これを食い潰してしまいピンチの状況で尾数は昨年より20%減とせざるを 得なかった。
今年も昨年に続きやまめ稚魚は山中町県内水面水産センターへ出掛けて直接仕入れるという早朝から往復8時間の搬送作業がプラスされた。
両日とも絶好の晴天になり放流を 実施した15名ほどの会員は恒例になったボランティア活動に気持ちのいい汗を流した。また今年も地元の西部小学校生に放流体験を味わってもらった。
 山女の稚魚は体長約5cmで順調に行けば2〜3年で20cmを越える。釣り人にはリリースなどのマナーを守って大きなやまめに育てたい。 本会のやまめ放流事業は連続31年の年輪を刻んだ。

(上)山中町県内水面水産センターへ取りに出かける
 (左)小学生にも放流体験をお願いした⇒地元新聞コピー

 

30年の年輪刻む やまめ放流

実施 2004年4月10日

珠洲清流愛護会(=能登半島の自然環境保護団体と自負!?)は、4月10日やまめ1万尾を古里12の河川本流/支流に放流した。
今年は稚魚1万尾は山中町県内水面水産センターへ出掛けて直接仕入れるという片道4時間の搬送作業が追加になった。昨年、一昨年は押水町のカジカ中山養殖場に 内水面の稚魚を一時育成していただいて、そこへ受け取りに出かけた。その前の数年は行政のサクラマス試験放流などもあったから、ついでに内水面が運搬作業も受け持った。 十数年前まではズート今年のように本会がトラックで搬送作業もしていたから初期に戻ったということになった。
 内水面へ出掛けるクジを引いた5名の会員(先発隊)は、実はここぞとばかりに前日に出掛けて隣県九頭竜上流で釣行英気を養ったのであった。その模様です⇒九頭竜川の岩魚釣行記
当日は絶好の晴天になり、やまめ稚魚搬送、放流本番が無事に進んだ。時間的に一部を翌日に持ち越したものの放流を実施した20名ほどの会員は恒例になった ボランティア活動で気持ちのいい汗を流した。
 渓谷には例年のことだがコゴミが芽を吹き山ウドやタラの芽がチョッピリ出掛かっていたし、山桜、マンサクの花が咲き、スミレ、一輪草が今を盛りに咲き競っていた。

また今年も地元の西部小学校5年生に放流体験を味わってもらったが、子どもたちなりに直接川や水、自然環境を考えることが出来たようだ。


 山女の稚魚は体長約5cmで順調に行けば2〜3年で20cmを越える。釣り人にはリリースなどのマナーを守って大きなやまめに育てたい。 本会のやまめ放流事業はちょうど30年の年輪を刻んだ。

写真
(上) 内水面水産センターと会員たち
(下)地元新聞報道

ことしも山女8000尾を放流

実施 2003年4月8日

珠洲清流愛護会は、4月6日やまめ8000尾を故郷の12の河川本流や支流に放流した。やまめ稚魚は県内水面水産センターを通して 羽咋郡宝達山麓中山養魚場から仕入れた。
 今日は昨日の薄寒い雨も上って絶好の桜日和になり、やまめ稚魚の早朝の受け取りから搬送、放流まで丸一日掛けて無事に進み、 参加した20名ほどの会員は気持ちのいい恒例になったボランティア活動の汗を流した。 渓谷にはコゴミが芽を吹き山ウドやタラの芽がチョッピリ出掛かっていた。今年も地元の小学生に放流体験を味わってもらった。

 山女の稚魚は体長約3cmで順調に行けば3年程で20cmを越える。釣り人にはリリースなどのマナーを守っていただき大きなやまめに育てたいものだ。 珠洲清流愛護会のやまめ放流事業は来年で30年の年輪を刻み1つの節目を迎えることになる。よくぞ続けられたものだ。 この間ポケットマネーは出すが口は出さないように会員内で努めてきた。昨今の河川状況を見るにつけ、 そのことが良いのかどうかの総括もそろそろ必要になってきて いると思われる。

(写真説明)
中山養魚場でやまめ稚魚のビニール袋詰め。冷水性のやまめにとって特に氷塊は必須だ。

一袋約350g-400尾の稚魚を入れる。これ位が足場の悪い渓流や山道を持ち運びするのに適量といったところ。酸素も必須だ。 
会員の袋詰め作業も長年の経験の積み重ねで大変順調。ワゴン車に詰袋が並べられていく。

故郷の川に放流をする会員。今日は起床も早く夢中に仕事(?)を頑張ってきましたので、思わず中腰になってしまいました。タモで掬っては丁寧に放流。 
(釣りをしているんじゃありませんよ ^○^)
大きく成長してくれよ。

稚魚12kg8000尾を古里の川に

実施 2002/3/23     

珠洲清流愛護会は2002年度の重点事業であるやまめ放流を3月23日実施した。
 仕入隊6名は朝5時半に珠洲を出発し羽咋郡志雄町の中山養魚場へ向かった。HP担当子もその中の1人である。やまめ稚魚は昨年までは山中町の県内水面水産センターから受取っていたが、 センターの応援で民間養魚場が やまめ養殖を実施したのでここへ購入に出かけたものである。中山さんは電気のない能登半島宝達山麓で親子でカジカ(=ゴリ)中心の養魚場を経営されていた。
 今日は冷雨、霙が降る生憎の膚寒い天候となった。外気温は零度程だ。1時間余りかけて、4〜5cmに成長したやまめ12kg8000尾を21袋に区分けし詰み込んで会員提供2台の車で走り出す。
 地元到着は予定時刻11時を少しオバーしていた。待ち受けていた他の会員と合流し全部で13名でいよいよ放流開始だ。担当子はOHM氏とペアで鵜飼川の2つの支流へ放流する。

新聞で取材したのは大谷川で地元西部小学校の児童10名が協力してくれた放流の元気な様子である。合計して奥能登の6河川12支流に放流だ。 それでも一日で終了出来ないので一部残ったものを翌日も放流することになった。
 

今年は新会員3名が加った。放流活動を通じて河川を大切にし、自然環境保全の輪が広がるのは大変嬉しいことである。放流を何も気取ったものとは考えていない。 担当子はホームページタイトルにも使っているように「遊び」という思いである。遊びを通して環境醸成と人間形成を記録できたらいい。

写真
(上)夏でも湧水が豊富だという宝達山麓中山養魚場半景。電気もないというこんな自然が羨ましい。
(中)酸素ボンベで稚魚の入った袋を膨らます中山のご主人。会員も慣れたものでお手伝い奮闘中。
(下)詰み込み作業が終ってホット一息つく先発隊M、T、H、F、T各会員と養魚場を営む中山さん親子(左側2人)


地元北国新聞記事



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